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制震構造とは、柱・梁などの主架構に加えて、地震のエネルギーを吸収する部材(制震部材)を取り付けた構造をいいます。
制震部材には、極低降伏点鋼と呼ばれる特殊な鋼材や、オイルダンパー(※右写真)などが広く用いられています。制震部材が先に降伏して地震エネルギーを吸収することにより、大地震時にも建物を支える柱・梁が損傷しない設計が可能です。自動車のバンパーを想像していただくと良いです。
近年の大規模な事務所系超高層ビルでは、その8〜9割に制震が採用されています。また制震構造では耐震構造に比べて建物の揺れが緩和されます。この利点を利用して、震動を嫌うSHARPの最新世代液晶パネル工場(堺市に建設)にも採用が決定されました。
制震は「制振」と書かれる場合は、地震のみでなく、風ゆれや交通振動、歩行時の床振動などを低減する技術を含みます。


